2014年6月25日水曜日

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海
Percy Jackson: Sea of Monsters
2013年 アメリカ 106分
監督:トール・フロイデンタール

パーシー・ジャクソンの前にとても感じのいいキュクロプスが現われて異母兄弟だと名乗ったころ、半神の訓練所をバリアーで守る木が毒にあたって枯れ始めるので、パーシー・ジャクソンは金の羊毛を求めて仲間と一緒にバミューダの魔の三角海域を目指し、そこでクロノスを復活させてオリンポスを滅ぼそうとする陰謀と出会い、カリュブデスに飲み込まれて胃袋に落ちるとそこで南軍のゾンビを乗員とする南軍の軍艦(装甲艦ヴァージニアを近代化改装した感じ)と、それを指揮するアレスの娘と出会い、これをまとめて仲間に加えるとカリュブデスの胃袋から脱出してなぜかバミューダ近辺にあるキルケ―の島に上陸し、キュクロプスから金の羊毛を奪い取ることに成功するものの、クロノス復活をたくらむ一味につかまって金の羊毛を奪われ、見ている前でクロノスが復活する。 
監督がとにかく相性の悪いクリス・コロンバスではなくなったからなのか、無駄なオールスター大進撃をやめたからなのか、あるいは単に二作目で余裕が出たからなのか、キャラクターは生き生きとしているし、プロットは集中力があるし、ビジュアルも面白いし、ということで悪くない。ヘルメス役でネイサン・フィリオンが登場して、ばかな役を楽しそうに演じているが、ちょっと見ないあいだにずいぶんと太っていたので驚いた。 


Tetsuya Sato