2013年8月16日金曜日

エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入

エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入
Behind Enemy Lines: Axis of Evil
2006年 アメリカ 96分
監督:ジェームズ・ドッドソン

アメリカの偵察衛星が核弾頭搭載可能と推定されるICBMを北朝鮮に発見し、燃料注入中の事故を偽装して破壊するために無能な指揮官を筆頭とする素人同然のSEALSが投入される。そしてチャーターした旅客機で民間航空機の航路を飛行中に降下を開始したところ、突然作戦中止の命令が入り、四名が北朝鮮の領土に取り残され、同じ頃ワシントンではホワイトハウス、ペンタゴン、韓国の単調な綱引きが展開され、韓国側が限定攻撃では報復が恐ろしいので全面攻撃による先制を提案するとホワイトハウスが反発したり、その割には反撃の規模を予想しないで限定攻撃を推し進めたり、予想される犠牲者の数をペンタゴンがごまかしたりしているうちに、潜入したSEALSの隊員は北朝鮮の捕虜となり、ここはここでわけのわからない政治抗争のようなことがおこなわれていて、そうしているあいだにSEALSはSEALSと同程度に間抜けな韓国諜報部隊によって救出され、現地のSEALSが頑強に限定攻撃にこだわると、なぜか韓国側が折れて協力してきて、結局みんなでミサイルを爆破しにいく、というような内容で、しらふで見るのはちょっとつらい。


Tetsuya Sato